高校生編-4
亜衣が俺に告白し見事 特攻曰く玉砕し俺の悪口で女子の仲が元通りになるというテンプレからはや半年が過ぎようとしていた。
亜衣が学校をさぼりガチになったのだ。
まぁ最初は普通に体調不良なのかと思ったが、その頻度はみるみるうちに増え その内学校に来なくなってしまった。
晶とはまだ仲が良かったので亜衣の事を聞いてみても
「うーん、よくわからないんだよね。それにしても亜衣の掌返しは凄かったね笑」
と、俺のゲームのセーブデータを消しておいて中々余裕のある発言をかましてくる。
貴様の血は何色だぁ!?といって北斗神拳を繰り出しそうになるのを抑える。
そしてある日
担任が「亜衣ですが学校を辞める事になりました。」
えー!?!?
なんで!?
と、教室のあちらこちらから聞こえてくる。
俺は内心、俺のせいだなーと思っていた。
そして月日は流れ 晶と恵美とも普通に話すようになった。
人を叩くのが収まると女性はこうなるのである。末恐ろしい。
そして俺は次の学年へとあがった
その時に恵美に告白をした。
「恵美が俺の事をどう思ってるかわからないけど、俺は恵美の事が好きだ。今すぐに返事はいらないし好きかどうかは付き合ってから様子見てみて嫌いだったら別れてもらって構わない」
確かこんな感じのことを伝えたと思う。
そして数週間して恵美から自販機の前に呼び出された。
俺は恵美がまた牛乳を買うのにパシリの男がいなくなったから俺に頼んでくるのかと思った。
「この前の事だけど…
付き合っても良いよ」
うん???
一瞬よくわからなかったかが告白の返事という事に気がついた。
俺はとりあえず牛乳をを買ってあげて恵美と教室に戻ったのである。
そしてその後、後にポケモン金銀「カイリキー最強伝説」が生まれたのであった